今日のダイビングポイントはクロスホール、白鳥ホール&デンターロック、ハナダイの根。ファンダイビングチームと体験ダイビングチームで出かけました。今日のお話はクロスホールでの体験ダイビング。
クロスホール
伊良部島の北部、佐和田のリーフ外側にクロスホールはあります。
上から見ると十字架のような形の穴があり、この形がポイント名の由来だということです。Cカードを持つダイバーチームはクロスホールに出かけました。体験ダイビングのチームはサンペイと一緒にリーフにいくつも刻まれた不思議なチャネルに出かけました。今日は体験ダイビングのお話。
チャネルの間には暗いところが大好きなアカマツカサという魚が集まっています。その名の通り赤い魚で、黒々とした大きな目を持っています。じっとしていることが多く、丁寧に近づけばかなり近くで観察することができます。
チャネルは上から光が差し込み、黒っぽい岩肌の先に青い海がのぞくという立体的な風景が作り出されていました。小さな穴を潜り抜けると、穴は隣のチャネルにつながっていました。チャネルを抜け、水深を上げて珊瑚礁の上を泳いでいると大きなシャコガイがいました。シャコガイには触覚器官や視覚器官があるそうで、触覚器官は振動や水中の化学物質の変化を感じることができるそうです。視覚器官では光の変化を感じることができるそうです。案の定、手をかざすと外套膜をそっと引っ込めていました。
伊良部島でのダイビングはなんと言っても景色が素晴らしいのですが、このように生物の動きを見ているのは楽しいものです。ログ付の習慣があると体験ダイビングはさらに楽しい思い出になるでしょうね。
写真について
写真はチャネルへの入り口で写したものです。体験ダイビング中だと思いながら見直してみてください。手は繋いでいないし、インストラクターにぶら下げられてもいない。よくある体験ダイビングとはずいぶん違うと思いませんか?
伊良部島マリンセンターの体験ダイビングにはいろいろな工夫があり、認定ダイバーのように自分で泳ぐことも楽しめます。
ということで、皆様のお越しをお待ちしています。