ここ3日間ほど本当に北風が強い。
今日、12/22の波の高さは5mだと天気予報は言っている。こんな日は船を出すものではない。実際、宮古島の船は一隻も伊良部や下地には来ていなかった。
この海域で船を出したのはたったの2店舗。伊良部島の港を使う伊良部の船である。
強い風でも冬型の北や北東の風なら伊良部の船を海に出ることができる。ただし、風を避けられる南のリーフ内。ものすごく広いリーフで砂地のポイントがいくつもあるが、伊良部島や下地島で有名な「洞窟」系ではない。水深10mほどの浅くて白い砂地に珊瑚が点在する、いわゆる典型的な南の島のイメージの海である。
今日みたいな日は無理せず、こんな静かな砂地でダイビングするのがいい。
ダイナミックな地形に目を奪われて普段は見落としてしまう生き物をゆっくり観察することができる。写真のイシモチも島ならどこにでもいる普通種だけれども、よく見るとまだ子供なのにキリッとした顔つきをしている。あまり泳ぎ回らず、久しぶりに持ち出したマクロ機材の良い練習相手になってくれました。