中の島チャネル
寒さが和らいだ年末29日は梅雨時のようなしとしと雨です。
お久しぶりダイビングのお客様と慣らし運転を兼ねて1ダイブ目は中の島チャネルに行きました。中の島チャネルは入り組んだ迷路のような地形が楽しめるだけでなく、迷路の中では小物探しも楽しめるというアーモンドグリコのようなリッチなダイビングになります。
写真はチャネル入り口で止まってしまった林インストラクター。いつものクマノミとイソギンチャクに目が止まりついついカクレエビを探し始めてしまいました。この後、ジャパニーズ・ピグミー・シードラゴンに出会うことができました。この魚は糸くずのような細い体ですが、一匹はお腹が丸く膨らんでいました。
- 最大深度 22.4m
- 潜水時間 53分
- 水温 23-24℃
- 透明度 25m-
津波岩
江戸時代の大津波で打ち上げられた巨岩の近くのポイント。水深23mあたりの斜面にダイバーが入ることのできる穴が空いています。穴は出入り口が3つあり、中には暗いところが好きな魚たちが隠れています。写真はアカマツカサ。洞窟が多い伊良部島や下地島では普通種といえます。また、今回持ち込んだ広角レンズでの撮影は断念しましたが、ハナゴンベの幼魚も隠れており、マクロ好きには密かな楽しみになっています。
- 最大水深 29.9m
- 潜水時間 50分
- 水温 22-24℃
- 透明度 30m
なるほど・ザ・ケーブ
変わった名前の洞窟ポイントです。ダイバーひとりがやっと通れるほどの細い洞窟をクネクネ通り抜けると「えっ、なるほど、ここにつながっているわけね!」となったのでしょう。深めの洞窟が多い下地島エリアにしては水深が浅く、天井からの光がしっかり差し込む美しい穴です。
最近はこの穴よりもその外側、一見何の変哲もないガレ場が大人気。白とオレンジのクマドリカエルアンコウを筆頭に前出のジャパニーズ・ピグミー・シードラゴンなどを見つけることができます。これらマクロ生物を自分で発見できた時の喜びは、初めて入る洞窟を通り抜けた時の喜びに勝るとも劣りません。マクロにハマるとやめられないという気持ち、、、わかります。マスクの度を入れ替えたくなります。
- 最大水深 16.2m
- 潜水時間 59分
- 水温 22-24℃
- 透明度 30m